Wednesday, August 01, 2012

ノーラ・エフロン監督の「めぐり逢えたら」




闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.286


1993年のハリウッド映画で「シアトルの不眠男」というのが原題だが、ケーリーグラントとデボラカーの「めぐり愛」が引用されているので、この邦題はまあ許せる。

 さてその内容はというと、最愛の妻に死なれて生きる意欲を無くした建築家トムハンクス選手が、たまたまラジオの身の上相談に出て歎いているのを聞いたテレビ局員のメグライアンちゃんが、婚約していたのに恋の予感に導かれ、なんやかやあって結局NYのエンパイアステートビルの展望台で「めぐり逢う」という超感動的なお涙頂戴の一席。

ノーラ・エフロンという監督が脚本を書き、演出したこんなあほらしいヨタ話が大ヒットするアメリカという国の民度の低さに改めて愛想を尽かしたくなる。


毎日必死で映画見ていますHDDからこぼれださないように 蝶人

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