Thursday, September 06, 2012

F.W.ムルナウ監督の「吸血鬼ノスフェラトゥ」を見て




闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.307


ドイツ表現主義だかなんだか知らないが、ムルナウの映像は端正で美しく、無声映画ではあるが音楽の支援など必要としない。いやすべての無声映画の映像は、音声の支援をあてにしていなかったから、すべからく端正で力強く、それゆえに美しかったのだ。

吸血鬼ドラキュラ物の元祖となった1922年製作の古典的作品であるが、ドラキュラを扱ったすべての映像、ドラマを圧して面白く、芸術的な完成度が高い名作である。



朝っぱらから小説を読んでいる極道映画を見ている横着者 蝶人

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