闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.274
この監督で私がいたく感じいったのは「ひとひらの雪」(津川雅彦の名演!)だったが、出来不出来もある人で、「探偵物語」とかこの作品ではその実力はほとんど発揮されていないといえよう。
そもそも田中邦衛が藤真利子と浮気したり、十朱幸代が主婦兼ライター役という配役自体に問題がある。ゆいいつよい味を出していたのは野球選手役の柴田恭平くらいで私が好きな斎藤慶子ともっと好きな速水典子はいまイチ、いまサンだった。森田芳光の脚本も冴えない。
干刈あがたはもう少し生きて、いろんな小説を書いて欲しかった。
一人しか子供産ませぬその国に自由と人権あるはずはなし 蝶人
No comments:
Post a Comment