♪音楽千夜一夜 第268回
2011年7月にエクスの大司教館中庭で行われたライヴで熟女ナタリー・デセイが力演。もう盛りを過ぎてはいるが肌も露わに熱演熱演また熱演。とうとう巴里の謝肉祭の喜びをよそに聞きながらみまかってしまうちう哀れな話ですが、こちとらの涙はなかなかちょちょ切れない。ロンドン交響楽団指揮はルイ・ラングレ
なぜかというとこの原作と台本に毎度のことながらひっかかるから。2人仲良く暮らしているところにアルフレードの父親ジェルモンが出てきて、ヴィオレッタに「お前さんがアルフレードと別れてくれないとアルフレードの妹の縁談に差し支えるから別れてくれ」と要求してどうしてあっさり身を引くのかてんで理解できないから。
封建時代の本邦ならともかく近世の西欧でこんな下世話な義理人情はないでしょう。どんな名人が演じて演奏してもあほらしくててんで共感が湧かないね。
ヴィオレッタ・ヴァレリー:ナタリー・デセイ、ジョルジョ・ジェルモン(アルフレードの父):リュドヴィク・テジエ、アルフレード・ジェルモン:チャールズ・カストロノーヴォ、アンニーナ(ヴィオレッタの小間使い):アデリーナ・スカラベルリ、フローラ・ベルヴォア:シルヴィア・デ・ラ・ムエラ、ガストン子爵:マヌエル・ヌニェス・カメリーノ、ドゥフォール男爵:コスタス・スモリジナス、ドビニー侯爵:アンドレア・マストローニ、グランヴィル(医者):マウリツィオ・ロ・ピッコロ
ヨシオカがねヤジマとやったんだってサ 蝶人
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