Thursday, August 25, 2011

バリー・レヴィンソン監督の「グッドモーニング・べトナム」を観て


闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.143

1987年に製作されたアメリカから見たベトナム戦争のお話。誰から頼まれた訳でもないのに、太平洋を渡ってアジアの人々に戦争を仕掛け、完膚なきまでに一敗地にまみれた愚かな国のささやかなエピソードをロビン・ウイリアムズが熱演する。

しかしいくら彼が扮する米軍放送のDJのキャラクターが好ましいといっても、彼が行っているのは兵士たちへのつかの間のおしゃべりや音楽の慰めであり、彼が現地の人々に

親愛の情を抱いたり、少女から好意を抱かれたり、ベトコンの少年から裏切られても、ああそうですかという通り一遍のあいさつしか送ることができないのが残念である。

 しかし意地悪な上官によってベトナムを追放されたこの熱血DJは、その後どこへ消えたのであろうか? まさかイラクやアフガニスタンの米軍基地で活躍しているのではあるまいな、とちょっと気になる。

どいつもこいつも小沢詣 菅を追い出し闇のフィクサー高笑い 蝶人


No comments: