♪音楽千夜一夜 第214夜
これまたソニーの1枚224円の超バジェット価格につき即購入し、バッハ、モーツアルト、テレマン、ヴィヴァルディとどんどん聴き飛ばす。とっかえひっかえ聴きまくる。物凄い技巧とテクニック。あ、同じか。
ともかく指がすみやかによく回ること! はじめは処女の如く、終わりは脱兎の如く快走快走また快走するのだが、が、待てよ。このひとバッハで、モザールで、メルカダンテでそれぞれいったい何が言いたいのか。
耳を澄ませば、このひと1枚目でも12枚目でも、誰の曲でも使う言葉と文法がいつも同じ。それがわかると少し興ざめ。でもあんまり難しいこと考えずにわれらのロバの耳を晒しておれば快適そのもの。さすがベルリンフィルでカラヤンに愛されただけのことはある。
しかしああ、こんなことなら久しぶりにランパルが聴きたくなったぜ。
誰か助けて下さいと鳴き叫びながら少年が滑川を歩いている 蝶人
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