Sunday, May 27, 2007

宮城谷昌光著「風は山河より第4巻」を読む

降っても照っても第18回

織田信長は桶狭間の奇襲で今川義元を屠った。

しかし義元の後を継いだ氏真の手で愛妻を惨殺された菅沼新八郎は暗愚残虐な今川を見限って源氏新田家の末裔である「得川」家康の陣につく。

掛川城に籠った氏真を東からは家康が、北からは武田信玄が衝くがそのとき武田を北条氏が圧迫したため信玄は身動きできなくなる。

その間に家康は行政手段を駆使して氏真と和議を結び、その結果小田原に退いた今川家はここに亡ぶことになるのである。

宮城谷版三河、遠江、尾張三国志はいよいよ最終巻へ。じゃんじゃあん!

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