Monday, December 08, 2008

ブライアン・ヘルゲランド監督「ペイバック」を見る

照る日曇る日第198回

メル・ギブソンが主演する1999年製作のアメリカ映画「ペイバック」を見た。どうにも面白くなく、やりきれない気分にふさわしいじつにくだらないギャング映画であった。そういう意味ではとてもマッチグーであった。

粋がっているチンピラのギブソンがちょいと悪事に手を染め、やっと手に入れた七万ドルを親友とおのれの妻に奪われてしまい、それを死んだ気になって巨大な悪の組織と全面的に対決しながら取り返すまでの波乱万丈、支離滅裂のハードボイルド大アクション映画であった。

なんでも大ベストセラーの映画化らしいが、こういうあほばかシナリオを愚直に演じさせたらメル・ギブソンにかなうものはない。ルーシー・リュウー演じる強烈な暴力サディストの演技も見ものだった。


♪ぐららがあぐ おんぎゃあどれんちゃ ぶおばぶば ぐちゃわんべるる ううれえんぱあ 茫洋

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