Sunday, December 10, 2006

あなたと私のアホリズム その1

なんの己が桜かな。


60年代の終わりに構造改革派は「欲望拡大路線」という横断幕を掲げ、ブントや革協同中核派は「自己の実存のすべてをさらけだして全世界を獲得せよ」と叫んだ。

80年代の終わりに、ブルータスのある編集者は、「俺たちって、まだ一人も人を殺していないもんね」と目を輝かせて語った。
 
革命よりも、殺人よりも凶暴な存在、それは自己実現の欲望である。

百たび死んでも治らないのは、ジコチューという病気である。

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