Sunday, May 08, 2011

ジュリアン・ジャロルド監督の「キンキーブーツ」を見て

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.123


2005年製作の英国映画です。監督はジュリアン・ジャロルド、俳優もなんたらかんたらちという未知の人たちですが、ノーザンプトンに実在する老舗靴メーカーが生き残りを賭けてニッチの女男靴マーケットへの転身を図り、ミラノコレクションで大成功するという話自体が多少面白い。

しかしおかまがショー用に履く超セクシーなブーツなんていくらニッチにしても需要なんてあるのだろうかと心配になってしまう私はリーマン時代の悪夢をまだどこかで引きずっている弱虫商売人なのに違いない。

この映画の主人公ジョエル・エリーカーンは幸いにも成功するが、きっと今頃は破綻して泣きをみているのではないだろうか?


配線を間違えて産まれてきた君の脳誰かつなぎ直してくれないか 茫洋

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