Saturday, September 15, 2007

御成り通りのおもちゃやさん




鎌倉ちょっと不思議な物語77回

鎌倉裏駅「御成り通り」の海側の端っこにある「くろぬま」こそ、この商店街のご本尊であろう。

昔は和洋の紙屋であったが、その後袋物を扱い(現在も各種ビニール袋がずらりと並べてある)、それからおもちゃ屋さんに転身した鎌倉随一の不可思議な商店である。

私たちは幼い子供のためにこの店で花火を買ったが、子供だけでなく大人も楽しめるいろいろなグッズが、ざっかけない店内に雑然と並んでいる。

ウナギの寝床のようなお店の奥に座って新聞を読んでいるメガネのおじいさんも古めかしい店舗の風情ぴったり合っている。

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