Wednesday, August 13, 2008

さらば利尻礼文

♪ある晴れた日に その37

利尻にはただ一軒の魚屋なし魚屋なしに魚喰う人の幸

走れども走れども一台の車なし車なき礼文の喜びと悲しみ

浜茄子の色と香りは優しくてげに礼文こそ花の浮島

サハリンと呼ばず樺太と言うバスガイド国家主義者ならねど好ましと見る

カフカ(香深)という港にてレブンに別れを告げにけり


♪遥かなる利尻礼文の海と山わたしの夏がゆるゆる暮れて 茫洋

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